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【大蛇堂】156 ああ、ああ(宮城郡)掛け軸

¥5,903 税込

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2022年5月8日 17:00 に販売終了しました

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作品名:156 ああ、ああ(宮城郡)掛け軸
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度
素材:布製

【妖怪説明】
宮城県松島町幡谷鹿又に伝わる。妖怪索引を作るなら間違いなくトップにくる名前の妖怪。
年を取った木挽きが「だれか銭こ呉れる人があったら、三人娘のうち一人呉れてもええがなあ。ああ、ああ」と言うと目の前に若者が現れて「おれは、『ああ、ああ』というものだが、いっぱい銭をやるから娘をくれ」と言った。木挽きは大判小判をもらい、一番目の娘を嫁にやった。
『ああ、ああ』は人間の腕を持ってきて「これを食え」と娘に言い、出かける。娘は食ったふりをして庭の隅に埋めたが、帰って来た『ああ、ああ』が「腕や、腕」と呼びかけると庭の方から返事が来たので、嘘がばれて蔵に押し込められた。
銭を使い果たした木挽きは同じように『ああ、ああ』から銭をもらい、二番目の娘も嫁にやった。娘は『ああ、ああ』が持ってきた人間の股を灰の中に隠したが、これもばれて蔵に入れられた。
木挽きは同じように三番目の娘も嫁にやった。『ああ、ああ』は今度は人間の脛を持ってきた。すると、どこからか「黒焼きにして腹に巻け」と声がしたので娘その通りにすると『ああ、ああ』が「脛や、脛」と呼んだときに脛が「腹にいで、出られねえ」と答えたのでばれなかった。『ああ、ああ』はお前は正直者だといって死人に刺せば生き返るという生き針を娘にやった。
娘は隙を見計らって、寝ている『ああ、ああ』の耳を熊柳の五葉でつついて殺し、蔵の中で死んでいた姉達を生き針で生き返らせて助けた。『ああ、ああ』の正体はあまのじゃくだったという。

「三の娘を金子にかえて ああ、ああ と呼ぶ木挽きあり」

【参考資料】
『みちのくの海山の昔』佐々木徳夫 より

引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/3878842.html

【aa,aa】
A story of Matsushima cho, Miyagi prefecture. The man sold three
daughters to a man named "AA, AA".The first daughter was told to
eat human's arms.The second daughter was told to eat crotch. The
third daughter was told to eat a shin. Only the third daughter was
saved. She got a needle to resurrect from a man. Then she killed
the sleeping man and revived her sister.

【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069

「宮城の妖怪展」の販売作品です。
「宮城の妖怪展 弐」の販売作品です。

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