◆6/8〜6/18の企画展情報はこちら!妖怪貸箱ではいつでもたくさんの妖怪作品が君を待っているよ!
◆大怪店ギャラリーでは6月の月一妖怪展「夜行さん展」が怪催!
◆奥の細道ギャラリー:お休み/随時見学可能です。
◆大怪店WEBギャラリーでは企画展作品の通販は6/16の19時〜6/18の17時予定です。
◆他妖怪貸箱等の作品は随時通販中(基本的には在庫限り)
◆オーダー依頼はお問い合わせください。
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【大蛇堂】277 円皇女(山梨・韮崎市)
¥6,652
作品名:277 円皇女(山梨・韮崎市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 つぶらひめ。韮崎市円野町に伝わる。 山中に周囲約55m、清水が一年中枯れない古池があった。むかし、池畔には円皇女が住んでおり池の魚を子供のように愛していた。 ある日、姫は1匹の犬をつれて山へ行き、小鳥の声を聞いて夕方に帰ってきた。 するといつも出迎えるはずの子供らが一人もおらず、見ると2〜3人の漁夫が池の魚をとっていた。姫は腹を立て、漁夫をとめたがきかないので止むを得ず戦闘となった。 姫は女の身ではあり、一方の目を傷つけてようやく漁夫を追い払い魚を助けた。 それからのち、この池の魚はみな片目となり、円野の人も皆目がちぐはぐになったという。 姫がなくなったのち村人は湖畔に姫の霊を祀り、毎年10月24日に池畔に逆杭を打ち、三角炉を造り、護摩を焚きながら呪文を唱え行燈の火を滅し御幣を池の中へ鎮めて火伏せの祈祷をする鎮花祭を行うという。 「愛魚のためなら死闘も辞さぬ 一蓮托生片目捨て」 【参考資料】 『甲斐の伝説』土橋里木 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 「姫妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】287 蛇体さつき姫(山梨・南部町)
¥6,652
作品名:287 蛇体さつき姫(山梨・南部町) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 旧南巨摩郡富沢町福士に伝わる。 1) 南朝の落武者吉野某が落伸びて甲州河内領福士の奥に世を避けている間に村長の娘との間に生まれた女児をさつき姫といった。姫が17才の夏、征者2、3人をつけて村の上手にある池のほとりに出かけさせたが、娘が行方知れずになった。村中を探すが、知れず、多数の僧を招いて池畔で施餓鬼供養を営んだ。 すると読経が終わらぬうちにどこからともなくさつき姫が現れ、自殺し先立つ不幸を母親に詫びて蛇体と化し、元の池へ姿を消した。 すると雷鳴豪雨で山が崩れ池が氾濫し、蛇体さつき姫は福士川から富士川の彼方へ所在をくらました。 2) むかし、京都から公家の上臈(大奥女性の役職)のさつき姫が籠にのり、腰元1人、侍1人、荷物1人、駕籠かき2人を連れて万沢から山越えに来て、山上の大池をさして登り姫は池側の岩上に座した。 姫は毎日、岩の上で経文を読み従者らも合唱した。雨露をしのぐ小屋をつくったりしたが、40〜50日たつと姫がいなくなってしまった。いくらさがしてもおらず、里人20〜30人に助力を乞い池のそこまで探したところ、姫の懐剣と着衣がでたので5人の従者はんげき悲しみ都に帰らずこの地に住む決心をした。 池から4キロほど下った小久保に居をかまえた。初めは一戸に同居したが、のちには5戸になり農事に励み姫の忌日を弔った。 この山を池の山といい、姫の入水した池は水が絶え、その池を池代という。小久保の5戸は何百年経ても分家できず、現在10数件は下の里から移住したものだという。宗家の5軒は今も姫の会見を重宝として伝え、ここの慈恩院にはむかし池に浮かばせたという船が残っているという。 3) 暴風雨のときに池から大蛇が現れ福士川をくだり富士川にでて岩渕から海に入り、そのときから福士川の両岸にさつきの花が咲くようになったという。この姫を祀って池代大明神と呼び、春秋に祭典をおこなっている。 4) 福士の向こう富士川対岸の南部町井出部落では、さつき姫は源範頼の奥方の次女で範頼が兄の頼朝と不知の時、奥方と共に鎌倉をたち侍女一人だけ池の山へ入ったが、範頼の死を知り悲しみで池に投じた。その後、大洪水の時に池の水があふれ福士川へ流れ出し、その時からさつきが咲き始めたと伝えている。 5) さつき姫は範頼の娘であり、5人の若武者とともに伊豆に逃げ、駿河に出て富士川沿いに甲州に入りかくまってもらおうとした。 ところが道中で5人の若武者が突然「私たちのうち一人を選んで夫にしてください。他の4人は終生二人に仕えるつもりです」と言い出す。若武者はみな優れており選べず困ったが、それでも決断を迫ってくる。 そこで姫は「経を読んで仏様に尋ねましょう」と若武者に告げて池の山の大池の岩上に座った。それから50日が過ぎて若武者たちがいってみると姫の姿はなく、手分けして探すと水底から懐剣と着物がみつかった。 嘆き悲しんだ5人は小久保にきて家をたて、姫の霊を祀った。天上で姫は5人が仲間割れしなかったことを喜んだという。 「さつき花咲く山上の大池 5人の従者をへだてなく」 【参考文献】 『甲斐の伝説』 土橋里木 / 『甲州むかし話 上巻』 山梨日日新聞社 / 『甲斐路第3号』甲州の伝説3 富士川 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 「姫妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【狸森泥舟】1029 鳴釜小鉢A 陶器
¥3,238
SOLD OUT
作品名:1029 鳴釜小鉢A 陶器 作家:狸森泥舟 サイズ:直径12(cm)程度 素材:陶器製 狸森泥舟謹製の鳴釜の小鉢です。 ◆妖怪解説: 鳴釜(なりかま、なりがま)または釜鳴(かまなり)は、鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。頭が釜の妖怪が絵馬を手にした姿で描かれている。 石燕による解説には『白沢避怪図』(『白沢図』)にあるとされる中国における釜などを鳴らして音を出す妖怪・斂女(れんじょ)についての文が引かれ、鳴釜については直接的には明記されていない。 室町時代の『百鬼夜行絵巻』にも釜の妖怪が描かれており、これがモデルになって描かれた妖怪であると考えられている。 ※Wikipediaより 狸森泥舟の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/1724279 「鳴釜展」の販売作品です。 「妖怪貸箱」の販売作品です。 「妖怪陶器市」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。 ※こちらの作品はプチプチ(エアーキャップ)で安全に梱包はいたしますが、「割れ物/取り扱い注意」指定は【宅配便(クロネコ/ゆうパック/佐川他)】のみ可能です。 【宅配便(クロネコ/ゆうパック/佐川他)】以外の発送の場合破損した際の保証はございません。 破損補償をご希望の場合は【宅配便(クロネコ/ゆうパック/佐川他)】をご選択ください。 また配送時の破損については当店は対応いたしかねますので配送業者様へお問い合わせください。
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【狸森泥舟】1030 鳴釜小鉢B 陶器
¥3,238
作品名:1030 鳴釜小鉢B 陶器 作家:狸森泥舟 サイズ:直径12(cm)程度 素材:陶器製 狸森泥舟謹製の鳴釜の小鉢です。 ◆妖怪解説: 鳴釜(なりかま、なりがま)または釜鳴(かまなり)は、鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。頭が釜の妖怪が絵馬を手にした姿で描かれている。 石燕による解説には『白沢避怪図』(『白沢図』)にあるとされる中国における釜などを鳴らして音を出す妖怪・斂女(れんじょ)についての文が引かれ、鳴釜については直接的には明記されていない。 室町時代の『百鬼夜行絵巻』にも釜の妖怪が描かれており、これがモデルになって描かれた妖怪であると考えられている。 ※Wikipediaより 狸森泥舟の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/1724279 「鳴釜展」の販売作品です。 「妖怪貸箱」の販売作品です。 「妖怪陶器市」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。 ※こちらの作品はプチプチ(エアーキャップ)で安全に梱包はいたしますが、「割れ物/取り扱い注意」指定は【宅配便(クロネコ/ゆうパック/佐川他)】のみ可能です。 【宅配便(クロネコ/ゆうパック/佐川他)】以外の発送の場合破損した際の保証はございません。 破損補償をご希望の場合は【宅配便(クロネコ/ゆうパック/佐川他)】をご選択ください。 また配送時の破損については当店は対応いたしかねますので配送業者様へお問い合わせください。
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【大蛇堂】288 蟹坊主(山梨・山梨市)
¥5,903
SOLD OUT
作品名:288 蟹坊主(山梨・山梨市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 山梨市岩下町に伝わる。 長源寺は蟹沢の近くにあったが、この寺の住職はたびたび妖怪に殺害され行方不明となっていた。あるとき旅の僧がこの無住寺に泊まると、夜中に怪僧が枕元にあらわれ 「四足八足両眼天に差すときはいかに」と問答をしかける。 旅僧は「この蟹めが」と、枕元の大斧で切りつける。 手応えがあり怪物は逃げ去り、翌朝血のしたたりの跡を追っていくと谷の奥の洞窟で大蟹が背中を割られて死んでいた。 その後、この沢を蟹沢といい、蟹を追ったところを蟹追い坂と呼んだ。またこの寺を蟹沢山長源寺と号し旅僧を寺の中興の開山として救蟹法師といった。 この化け蟹の甲羅はいまでも寺に残っているという。 怪物の問答の言葉はほかに「両足八足大足二足横行自在両眼大差」などや、武器が斧のかわりに独鈷や錫杖を投げつけたりもある。また蟹の甲羅が二間四面、八畳敷き(約13平方メートル)で全身に毛があったなどとすることもあり、相手が化けガニで宮本たけぞうや沢庵、冗元法師が戦うものもある。 「問答いたせよ 四足八足 両眼天に差すときはいかに」 【参考資料】 『山梨の伝説』山梨国語教育研究会編 / 『甲州むかし話 下巻』山梨日日新聞社 / 『甲斐の民話』土橋里木 / 『山梨県の民話と伝説』土橋里木 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 「妖怪貸箱」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】259 ずず(山梨・上野原市秋山) 掛け軸
¥5,903
SOLD OUT
作品名:259 ずず(山梨・上野原市秋山) 掛け軸 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 山梨県上野原市秋山に伝わる。 秋山の王の入りに〝ずずの田〟と呼ばれているところがある。 昔、百姓たちが粟をつくるために大刈りを焼いていた。一日中はたらき夕暮れになりそろそろ帰るかという頃「道に迷ったので一晩泊めて欲しい」と旅の坊さんが数珠を繰りながら頼んできた。百姓たちは人里離れた山の中だし、なんとなくあやしげなので「狐か狸が化けたものにちがいない」といって、数珠くり坊主を殺して大刈りと一緒に焼いてしまった。 それからというもの、日照りが続いたり、雨が何日も続いたりと作物がとれない年が続いた。 「なにか悪いものでもたたっているのではないか」「あの時の坊主は本物だったのでは」「きっと坊さんがたたっているにちがいない」などと噂が広まり、軽はずみに殺してしまったことを後悔して、ずずの田のあたりにお宮をつくっておまつりをした。 このお宮は今でも日吉山王さまとして残されている。 「数珠をくりくり一宿願う 狐狸の類じゃありやせん」 【参考文献】 『秋山文化協会版・秋山の民話』秋山村教育委員会発行 【Zuzu】 It is transmitted to Akiyama, Uenohara City, Yamanashi Prefecture. There is a place called "Zuzu no Ta" in Akiyama. Once upon a time, peasants used to burn in the open to make millet. They worked a day and tried to go home in the evening. At that time, a monk with a bead of travel came. He said, "I lost my way, so I want you to stay overnight." The peasants are in a remote mountain, and somehow they are suspicious, so they said, "It must be a fox or a raccoon dog," and killed the shaven and burned it with grass. After that, there were years when crops could not be harvested, with continuous sunshine and many days of rain. Rumors spread, such as "Isn't there something wrong with it?" "I think the shaven at that time was real." "I'm sure the shaven was hit." The peasant regretted having killed him lightly. Therefore, I made a palace around the rice fields of Zuzu and held a festival. This palace is still left as King Hiyoshi. 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「鳴釜展」の販売作品です。 「妖怪貸箱」の販売作品です。 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】192 白蔵主(山梨・甲府市)
¥5,903
SOLD OUT
作品名:192 白蔵主(山梨・甲府市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 はくそうず。伯蔵主。 甲府市古府中町にある大泉寺の境内には夢山稲荷神社があり、夢山と呼ばれる山の麓にある。 その昔、山から大泉寺の境内に梅の木が移植されたがその木を返して欲しいと二匹の白狐が毎晩鳴いていたという。夢山稲荷神社はその二匹の鳴き疲れて死んだ白狐を祀ったものだといわれており、かつてこのあたりは狐の森と呼ばれていたそうである。 また、夢山の麓に住んでいた弥作という男の話も残っている。 弥作は狐を捕まえ皮を売って生計をたてていた。夢山には白狐が住んでおりたくさんの子を産んだが弥作に捕まってばかりいたので恨みを抱いていた。ある時、この狐は弥作の叔父である宝塔寺の白蔵主に化けて弥作を訪れ「殺生は来世に障るので狐を捕まえるのをやめよ。罠は銭一貫目でひきとる」といって罠を持ち帰った。 やがてそのうち弥作は金を使い果たしたので、叔父の白蔵主を訪ねて宝塔寺に赴いた。それを察知した白狐は、今度は先回りして叔父を食い殺し白蔵主になりすました。以来、50年にわたって住職として化け続けていたが、倍見の牧というところで鹿狩りを見物していたところ犬に噛み殺されて正体を現してしまったという。 その尾には白銀の針のような毛が生えており、人々は祟りをおそれて塚をつくり祠を建てて祀ったという。 「化けて欺き悟して幾年 夢山背負いた畜生道」 【参考文献】 『竹原春泉 絵本百物語 桃山人夜話』多田克己 編 /『妖怪事典』村上健司 著より 【HAKUZOUSU】 Yumeyama Inari Shrine is located at the foot of Yumeyama. There lived a man named Zensaku. He was living with a cape. A white fox lived in the mountain and gave birth to many children. However, he was jealous because he was only caught. Once upon a time, this niece turned into a monk's uncle. He bought the chopsticks from his work. Time has passed and he has spent money. He visited his uncle. The fox slayed his uncle ahead and turned to him. Since then, it has been a monk for over 50 years. However, when he was watching deer hunting, he was bitten by a dog and revealed himself. The tail had hair like a silver needle. The people were afraid of resentment and built a fort. 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】255 川天狗(山梨・道志村、東京、神奈川、埼玉)
¥5,903
SOLD OUT
作品名:255 川天狗(山梨・道志村、東京、神奈川、埼玉) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 かわてんぐ。東京、神奈川、山梨、埼玉に伝わる。 山梨県南都留郡道志川ではクソマタ淵というところで子供が釣りをしていたところ、黒い坊主姿の川天狗に「子供!子供!」と呼ばれたという。また、栃の木から青い火の玉を発したり、網を投げる音をたてたりする。同様の話が、神奈川県津久井郡や埼玉県秩父市にも残っている。 東京都西多摩郡では寂しそうに岩に座っており、村人に熱病の薬としてミミズを煎じて飲むことを教えたりした。 「火の玉出したり投網したり 栃の木影からはやとちり」 【参考文献】 『妖怪事典』村上健司 著「河童の世界」「相州内郷村話」など 【KAWATENGU】 It is transmitted to Tokyo, Kanagawa, Yamanashi, and Saitama. The story of the Doshi River in Minamitsuru District, Yamanashi Prefecture. When the child was fishing, the black shaved river tengu called him "Child! Child!". He emits blue fireballs from trees and makes the sound of throwing nets.Similar stories remain in Tsukui District, Kanagawa Prefecture and Chichibu City, Saitama Prefecture.In Nishitama-gun, Tokyo, he sat lonely on a rock and taught villagers to infuse and drink earthworms as a medicine for fever. 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】270 石割様と乗鞍石(山梨・山中湖村)
¥5,903
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作品名:270 石割様と乗鞍石(山梨・山中湖村) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 南都留郡山中湖村に伝わる。 ショウヘイ様の先祖が石割様の山へ鉄砲猟に行った。旧3月9日に鳩に向かって9発打ったが死ななかったのでそのまま帰った。 その処に神代のジョウリ(草履か)が石の根にあった。この石は乗鞍石である事は知らなかった。 翌年の3月9日に自宅の廊下に弾丸が9発転がっていた。不思議に思い先の場所を調べると石がありそれが乗鞍石とわかったので、それから石割様を祀った。 「鳩が預かる九の弾丸 お家に還すの丸一年」 【参考資料】 怪異妖怪データベース『民間伝承 14巻7号通巻146号』より引用 【Ishiwarisama & Norikuraishi】 Legend of Yamanakako Village, Minamitsuru District. Shohei-sama's ancestors went hunting to Ishiwari-sama's mountain. He hit nine shots at the pigeon on March 9, but did not die. There was sandals near the stone there. This stone was Norikura stone. On March 9, the following year, there were nine bullets in the hallway of his home. I knew it was a Norikura stone, so I worshiped Ishiwari-sama. 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】271 目だらけの化け物(山梨・甲府市)
¥5,903
SOLD OUT
作品名:271 目だらけの化け物(山梨・甲府市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 山梨県西山梨郡玉諸村(現・甲府市)に伝わる。 三の宮の西の方二町ばかりのところの行逢橋を、ある男が夜遅くに通ると子供を抱いた女に会い、子供の足袋の紐を結び直してくれと言われる。なおそおうとして着物の裾をまくりあげると身体中に目がついていて睨まれる。 驚いて逃げ出し、ようやく三の宮のお寺の境内までいくと掃除をしているおじいさんに出会う。 いましがた見た化け物の話をし「どんなものだった?」と聞かれ「とても怖くて筆にも言葉にもできない」というと、おじいさんは突然「それはこんなものだったか」と自分の尻をめくりあげる。そこにも多数の目がついており男をにらみ、ついに気絶してしまう。 このような〝二度の怪〟の話は山梨ではほかに「妖怪306・赤い足」がある。 「幾度も出会おう行逢橋 数多の眼が睨み据え」 【参考資料】 『甲斐の民話』土橋里木 編 /『妖怪事典』村上健司 著より 【Medarakenobakemono ~A monster full of eyes ~ 】 It is transmitted to Kofu City, Yamanashi Prefecture. A man meets a woman holding a child at Gyoai Bridge late at night. She asks the woman to tie her child's socks. When a man rolls up the hem of a kimono, the child's body has many eyes. He is surprised and runs away to the temple. So he tells the cleaning grandfather about the current monster. The grandfather suddenly flips his ass, "Is this the monster?" The man is fainted by many eyes. 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】272 巡礼娘(山梨・南アルプス市)
¥5,903
SOLD OUT
作品名:272 巡礼娘(山梨・南アルプス市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 旧中巨摩郡若草町に伝わる。 むかし若草町地内に浅原という村があり浅吉という若者がいた。心優しく働き者であったが貧しかったため嫁をもらえず両親は気をもんでいた。 ある日、ものすごい夕立があり浅吉の家の軒下に巡礼姿の若い娘がとびこんできた。浅吉の両親が気の毒に思い家の中にいれて話を聞くと、小さい時に別れた親を捜して旅をしているという。 ますます気の毒に思った両親は「おまえさんさえよかったら、しばらくこの家にいてもよい」とすすめると娘はやっかいになることになり、いつしか浅吉と夫婦になることになった。 幾月か過ぎた日、浅吉が用事でいない夜に両親が不思議な物音で目がさめると、隣室に行灯を灯しきりに髪をとかしている嫁の姿が障子にうつっていた。気味が悪くなったがしばらく息を殺してみていると、髪をとかすたびにパサリ、パサリと音を立てて落ちていきやがて蛇の姿へとかわっていった。両親は恐ろしさのあまりふるえながら朝を迎えた。 朝になると嫁の姿は元に戻っていたが、浅吉が帰ってくると昨夜のことを話し別れをすすた。すぐに承知はしなかったがしきりに言うものなので、とうとう決心して嫁に別れ話をもちかけた。かなり面倒なことになると思っていたが案外嫁はあっさり承知して旅支度をはじめた。 しかしいつまでも家をでる気配がない。不安に思いながら数日過ぎたが秋晴れののちにものすごい嵐がやってきて雨と風に家が吹き飛ばされそうな荒れ模様となった。 すると嫁は急に「いろいろと長いことお世話になりました。私は今日お別れいたします」 と両手をついて名残を惜しむ。嵐の日にいなかくてもよいではないか、と止めるが、今日をおいてほかにない、と言い張り 「最後のお願いです。台所にある釜のふたをいただきとうございます」という。 不思議に思いつつも釜のふたをわたすとあっという間に嵐の中へといだしていき、水かさの増えた川に突っ走っていく。「危ない!」と浅吉が声をあげた瞬間、嫁は持っていた釜のふたを川へ投げ込みその上にとび移った。 その瞬間、天から稲妻が光り、嫁の姿がみるみる大蛇へと変化し天に登っていった。 このありさまをみていた村人は、それ以来この村では釜をつかわなくなり、この川を釜無川と名付けたという。 釜無川の由来については「絶えず流れる隈なし」や「釜のような深い淵がない」など由来とする説は複数ある。 「蛇体なれども夫婦は同じ 見送る聟に釜は無し」 【参考文献】 『ふるさと自慢シリーズⅧ甲斐路 ふるさとの民話と民謡』「釜無川の名の起こり」より 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】273 青火の亡魂(山梨・笛吹市)
¥5,903
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作品名:273 青火の亡魂(山梨・笛吹市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 あおびのぼーこー。山梨県旧東八代郡御坂町に伝わる。 墓場に青火がでるため地元の人間は亡魂だと恐れて昼間も近づかなかった。 玉吉はある晩、見届けてやろうと地神の魂の扇をもって出かけた。墓場では確かに青火が燃えており、扇で仰ぎながら近づいてみた。すると墓の土が新しかったので土を掘り棺桶の縄をつかんで引き上げるとそれは棺桶ではなく“ほけい”であった。 ここでいう“ほけい”はおそらく「行器(ほかい)」であると思われる。 行器とは平安時代以降に食物を運搬するのに用いた、3本脚の木製の容器であり、一部地域では葬儀の際に白米などを詰めて霊前に備えるために用いられたりするようである。 また、玉吉が扇を手にいれる話もある。 六左衛門という長者に出不精の体が不健康の玉吉という20ほどの一人息子がいた。ある晩玉吉の夢枕に地神が立ち「万年橋の下の蛇籠の間に地神の魂である扇がはさまっているので、それで仰げば諸病が治る」と告げた。 朝にでかけぼろぼろの扇を手に入れて帰ると家では普段外にでない玉吉がいなくなったと大騒ぎをしていた。大水害の後で地神は祭っていなかったので、屋敷神を祭って地神祭をした。しばらく後、玉吉は体も治り仕事をするようになった。村人も病気になると扇で仰いでもらうようになり、するとすぐに病気は治ったという。 「仰げば治る地神の扇 行器の青火も仰ぎ見る」 【参考資料】 「民間伝承 5巻8号」民間伝承の会 【参考文献】 『ふるさと自慢シリーズⅧ甲斐路 ふるさとの民話と民謡』「釜無川の名の起こり」より 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】275 ものいい石(山梨・上野原市)
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作品名:275 ものいい石(山梨・上野原市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 山梨県上野原市秋山に伝わる。 安寺沢の公会堂近くの西の沢をのぼると途中に、まるでしゃがんでマントを着たような形をした石があり、昔から「ものいい石」といわれている。 まわりには岩石などなく、また川の水で押し上げられるようなところではないので人々は不思議な石だと思っていた。 ある日の夕方、老人が炭焼きの帰りに石のそばを通ると「金波美(かなはみ)沢から綱子(つなご)へ金がとぶ」と石のあたりから聞こえる。老人はあたりをみまわすが人の姿は見当たらない。「まさか石がものをいうなんて」と思っていると、再び「金波美沢から綱子へ金がとぶ」と言った。おどろき、ふしぎに思いながら家に帰りこの話をするとたちまち噂が広まった。 当時の牧野村綱子は九軒しかなく大変貧しいところであったが、この話ののち「綱子の家がみんな裕福になった」という話が伝わってきた。 石の言ったことは真実だったと安寺沢の人々あせり皆で相談したがいい案が浮かばない。 この話が里のはずれに住んでいる若い炭焼きの男に伝わった。その男は自分の暮らしが以前より貧しくなったのは石のせいだ、と大きめのまさぎりをかついで沢をのぼり、石をにらむと 「てめえのおかげだ。おれの家も、みんなの家も貧乏になっちまった。口がきけねえように首を切ってやる」 と、まさぎりで上に出っぱっていた首を切り落としてしまった。 首を切り落とされた石はしゃべることができなくなり、安寺沢の金もとばなくなり、みんなの暮らしもだんだんよくなったという。 今でも、この首のない「ものいい石」は残っている。 「石が語れどまさぎりかつぎ 綱子に金は飛ばさせぬ」 【参考資料】 『秋山文化協会版・秋山の民話』秋山村教育委員会発行 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】278 トゲ沢小僧(山梨・都留市)
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作品名:278 トゲ沢小僧(山梨・都留市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 都留市四日市場に伝わる。 下河原にトゲ沢ムロというところがあり、トゲ沢小僧という蛇がいた。 このトゲ沢は奥が深く、沢がいくつもあり大きな棚が2〜3つもあり、気味の悪い沢であった。 古老の話によると、この蛇は頭は三升釜をふせたようなかっこうで尾は短かく、坂道を車輪のように輪になって転がり、平地では尻で立ち上がり1足1mほどもカンガールのように跳ぶことができる。岩や立木の上から、チーッと鳴いて数メートルも空をきって飛んでくることがあったという。 目はランランと光り、真っ赤な口は大きく炎のような舌をペロペロだして全体が黒い塊のようで、姿をみたものは毒気にあてられ高熱を発し長く生きられない。 常に暗い谷間や草の多い斜面に住み人前に姿をみせても一瞬だという。 しかし鷹には勝つことができず、トゲ沢奥の赤沢八郎さんの松山に住む鷹がトゲ沢小僧の頭をつついたときに、大きな口を開いて閉口したのを見たという人がある。 四日市場の中村忠雄さんの祖父安左衛門さんが見廻りに下河原にでたところ、水防枠にトゲ沢小僧の白骨がひっかかっており、あばら骨が26cmもあったという。 「飛んで転がり毒気を放つ されど鷹には低頭し」 【参考資料】 「都留の民話 続編 」都留市老人クラブ連合会編 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】279 カワッパ(山梨・富士河口湖町)
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作品名:279 カワッパ(山梨・富士河口湖町) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 河口湖町長浜に伝わる。 長浜では河童をカワッパと呼ぶ。10銭玉に化けてよく落ちていたといい、見つけて拾おうとすると水の中へズルズルとずれていく。追いかけて掴もうとすると湖中へひきづり込まれるという。 また、ある時長浜の五郎吉が隣村の祭礼に行き、千鳥足で謂陽浜(いようはま)を家路に向かっていると湖から河童があらわれとても強い力で曳きずり込もうとした。この時、お袋が「河童には皿がありここに3つの穴がある。そこに指先を突っ込むと神通力を失う」というのをとっさに思い出し夢中で指を突っ込んだ。 するとヘナヘナと倒れて涙を流して平身低頭三拝九拝。 「火傷の妙薬の秘伝を教えるので助けてほしい」といい巻物をさしだし、一目散に湖中へ逃げ込んでしまった。 その後、火傷をして五郎吉の家へ飛躍を買いに来るものが後を絶たなかったという。 「湖中に招きも三穴突かれ 河童の妙薬 詫びにだす」 【参考資料】 『河口湖周辺の伝説と民俗』伊藤健吉 編 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】280 八つ頭の牛(山梨・北杜市)
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作品名:280 八つ頭の牛(山梨・北杜市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 北巨摩郡高根町村山北割に伝わる。ヤツガシラノウシ/ヤツアタマノウシ? 八牛に小さい池があるが昔はずっと大きく、八つ頭の牛が住んでいたという。 八ヶ岳が火を噴いて焼け石が流れて来て池が埋められて小さくなり、住めなくなったため池から飛び出し、信州南佐久群八那池の湖水に移った。この池が濁れば雨が降るといわれている。 「八ヶ岳より火を噴けば 牛も飛び込む矢那池や」 【参考資料】 『甲斐の伝説』土橋里木 / 『郷土研究第二韓 第一冊』口碑傳説集/北巨摩郡教育會 郷土研究部 【Yatsuatamanoushi -Cow with eight heads-】 It is said that eight cows lived there. Yatsugatake blew fire and burnt stones flowed in, and the pond was buried and became smaller. It is said that it will rain if this pond becomes muddy. 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】281 むとう坊さん(山梨・韮崎市)
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作品名:281 むとう坊さん(山梨・韮崎市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 河原部村に伝わる。 江戸時代に蔵前院という寺に、天育という立派で頭のよいお坊さんがおり、これ以上学問の必要がないということで「無頭(むとう)」さんと呼ばれていた。 このあたりは塩川と釜無川が合流するところで、年中大水が村を襲っていた。むとう坊さんは田畑を流されて困っている村の衆(し)のため寺の境内を田んぼにして米をとっていたが、役人がやってきて「寺の米も税として納めろ」と言い出した。 むとう坊さんは「とんでもねえことを言う。オレは死んでも従わんぞ」と反抗すると、役人はしばりあげて牢屋に入れてしまった。 断食をして10日目にむとう坊さんは死んでしまったが、間際に「オレは幕府とお役人をのろってやる。死体は村の高台に埋めてくりょう」と言い残した。 この年の冬、八ヶ岳おろしが吹き始めた夜、役人が泊まっている宿の上に赤い衣を着て提灯をもったむとう坊さんが七里岩の上のほうから飛んできて宿を火の海にした。 それからというもの、役人が来ると火事になり、そのうち役人を泊める宿がなくなった。 村の衆は「ありゃあ、むとう坊さんの怨霊が火をつけえあいっている(つけて歩いている)」 言いあった。火事が村の衆の家に燃えうつりそうになるとむとう坊さんが両手を広げて火の勢いを落とした。 村の衆は七里岩の上に石塔を建て、毎年3月15日にお祭りをして火災がないようお祈りをしているという。 「赤き衣に提灯火 無情の貢租は火の元ぞ」 【参考資料】 『甲州むかし話 下巻 』山梨日日新聞社 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】283 てんころりん(山梨・市川三郷町)
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作品名:283 てんころりん(山梨・市川三郷町) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 てんころりん。三珠町下芦川に伝わる。 一人の狩人が山奥で日が暮れ、火が見えたのでたよっていくと岩山の上に白髪のお婆がひとり座り、そばに百目ローソクをつけて糸車をまわしていた。これは化け物に違いないと、鉄砲で撃つとお婆は「今夜も一つテンコロリン」と言いながらその弾丸をヒョイと手で掴んでしまった。いくら打っても弾丸をみな掴まれてしまい狩人は逃げかえった。 今度は弾丸をたくさん作り、神の名を切りつけた切子玉も持って山へ入った。 岩山にいくとふたたびお婆がでた。鉄砲で打ってもやはり「今夜も一つテンコロリン」と言って弾丸を掴んでしまう。 弾丸をすべて撃ってもお婆が死なないのであれは正体じゃアない、とどうにもあやしいそばの百目ローソクに最後の切子玉を鉄砲につめて撃ってみた。すると火はたちまち消えて、山鳴りとともに化け物は下へ落ちた。 夜明けを待ってみってみると、そこには1匹の大きな古狸が死んでいたという。 他に、上九一色村では正体は狒々であり糸車を廻す老婆に化けて出て、お婆のそばのより糸を入れる箱が本体とする話もある。 〝てんころりん〟の言葉は他の種類の妖怪の話にも登場し、『妖怪304・足もとコロリン天吊るし』や『妖怪298・てうちてち』の類例で「三郎ろうりん、テンコロリン」と問いかけて来る妖怪もある。 「百目ローソク灯してまわす 今夜もひとつテンコロリン」 【参考資料】 『山梨県の民話と伝説』土橋里木 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】284 天津速駒(山梨・北杜市)
¥5,903
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作品名:284 天津速駒(山梨・北杜市) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 旧北巨摩郡白州町に伝わる。読み不明。てんつそくこま?あまつはやがけ? 駒ケ岳には昔から天津速駒という勇敢な白馬が住んでいた。武甕槌(たけみかづち)の神の魂から生まれ両肩に銀の翼が生え空をかけ、夜は駒ケ岳の頂にきて寝るといわれ、それが山の名称になったという。 一説では聖徳太子が金蹄の黒駒に召されてこの山に降り給い、黒駒はここの谷水を飲んだ。 それでこの山からの水には神馬の精があり、飲んで育った駒は必ず霊馬になるといわれる。麓の水城地方に良馬を多く産したから山を駒ケ岳と呼び、郡名を巨摩郡と称したともいう。 「武甕槌より出でたる霊馬 駒ケ岳にて夢を見る」 【参考資料】 「甲斐の伝説」土橋里木 【TENTSUSOKOKUMA?】 It is transmitted to the former Hakushu Town, Kitakoma District. Hakuba has lived in Komagatake for a long time. Born from the soul of the god Takemikazuchi, silver wings grow on both shoulders and hang the sky, and it is said that he comes to the top of Mt. Komagatake and sleeps at night, which is the name of the mountain. 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】285 平四郎虫(山梨・市川三郷町)
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作品名:285 平四郎虫(山梨・市川三郷町) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 旧西八代郡六郷町葛籠沢村にオオガ堂の話として伝わる。 あるとき加藤弥兵衛という物持ちの家に、土蔵の隅を切って宝が盗まれたことがあった。 役人などがきて検証したが切られた穴が小さく子供も入れないほどだったため、皆不思議に思っていた。 そこへ見物していた加藤平四郎というものが「このくらいの穴へ潜り込むのは訳ない」とゴザを穴にあて右腕をあげ左腕を腰にぴったりつけて、ゴザのすべりを利用してスルスルと土蔵の中へ入った。皆一同に驚いたが、たちまち盗みの疑いが平四郎にかかり代官所にひきたてて打ち首にしてしまった。 無実の罪をきせられた平四郎はいまわの際に「必ず来世は害虫に生まれ変わり恨みを晴らしてやる」と呪いの言葉を残した。 その翌年、異様の昆虫の大発生により大豆が黒く枯れていった。この被害は葛籠沢村のみならず宮原・鴨狩津向・岩間・楠甫・落居・山保・豊和・八之尻・羽鹿島などにまで広がり、また悪臭も放った。 平四郎の化身であるとした村人は霊を慰めるため御堂をたてた。 この虫を平四郎虫、またはオオガの虫と呼び、堂をオオガ堂と名付け毎年旧2月13日には平四郎祭りを続けているという。 オオガ虫とはカメムシの地方名のようである。 個人的には野菜を作っていると、カメムシも大概厄介であるがそれ以上にジャガイモやトマトなどのナス科野菜を殲滅させるニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)のほうが憎たらしい。 「天がよけれど泣く無辜あれば 晴れる忿怒に実もつかず」 【参考文献】 『甲斐の伝説』土橋里木 /『日本の民話 甲信越』 小沢俊夫 福原登美子 森野郁子 編 /『ふるさと自慢シリーズⅧ甲斐路 ふるさとの民話と民謡』 /『妖怪事典』村上健司 著より 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【大蛇堂】286 鬼利ヱ門(山梨・富士河口湖町)
¥5,903
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作品名:286 鬼利ヱ門(山梨・富士河口湖町) 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 河口湖に伝わる。 利ヱ門という生来の無頓着者で、股間の陰所を隠すこともなく常にブラブラさせていたことで湖畔の名物男がいた。怪力をもっており、郡内の領主秋元但馬守が嘯山に水穴を掘り大雨が降ると増水して湖畔民が困るため河口湖の水を、水のない吉田新倉へ流して灌漑にしようとするときに疎水の仕事夫をしていた。 あるとき駿河の獄ノ下で草相撲が行われ甲斐・駿河・相模三国の腕自慢が集まり、甲斐側から利ヱ門が選ばれた。土俵入りとなった際に、利ヱ門はいつものごとく股間に白布一つつけておらずまわしやさばきの持ち合わせがなかったので「この無様ぢゃあ角力にならねエ、下れ、下れ」と罵られた。 利エ門は四本柱に建ててある太い青竹を引き抜き、指先で硬い節をプツプツとつぶして平板にしてキリキリと腰に巻きつけまわしにしてしまった。この怪力に二州の力士たちも舌を巻き利ヱ門の無礼を許した。 また、ある夏の昼下がり、利ヱ門が富士山の船津口登山道沿いの山畑で粟の手入れをしていると富士禅定(登拝)の道者の一行が通りかかった。道者は利ヱ門の股間の陽物に気づき、登山の疲れを忘れ悪戯心ヲムラムラとおこし、手にした金剛杖にねらいをつけて「南無浅間大菩薩!」と衝いてかかった。 驚いた利ヱ門はとっさに杖先を股間に挟み込んだ。道者たちが笑いながら引き抜こうとしたが2〜3人で力を合わせても根付いたように動かない。この怪力に薄気味悪くなり平謝りして無礼を詫びたという。 利ヱ門の怪力が人並み外れていたので、誰いうとなく鬼の字を冠して鬼利ヱ門と呼ぶようになった。 当時、利ヱ門を揶揄した土謡に ♪鬼利ヱ門旅すれば 長の道中ブラブラと というものがあったという。 【参考資料】 『河口湖周辺の伝説と民俗』伊藤健吉 編 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【茶柱立太】27 大・鳴釜
¥23,066
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作品名:27 大・鳴釜 作家:茶柱立太 サイズ: 40×20×20(cm)程度 素材:石粉粘土他 茶柱立太謹製の大きな鳴釜フィギュアです。 このサイズは迫力/存在感もありますよ! 悩んでも買いたい逸品!!! 茶柱立太の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/1045599 「ふぇいばりっと妖怪展」販売作品です。 「立体妖怪展」販売作品です。 「妖怪貸箱」販売作品です。 「鳴釜展」の販売作品です。 「ミリキMAX立体妖怪展」の販売作品です 「もののけ化怪毛」販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。
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【~5/23迄限定受注品】【DMK×大怪展】鳴釜Tシャツ/S~XXLまで対応(DMK×大怪店コラボ)
¥4,000
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※商品画像はイメージ画像となります。実物とは異なる場合がありますのでご注意ください。 ※こちらは受注生産品となります。「鳴釜展」終了後に制作に入りますので、目安としては6月下旬発送予定です。また状況により前後する場合もございます。 ※他作品と同梱発送不可です。 ご了承いただきご注文お願いいたします。 作品名:鳴釜Tシャツ/S~XXLまで対応(DMK×大怪店コラボ) デザイン:Morry(DrunkMonsterKing) 製作:大怪店 BODY:UnitedAthle 6.0oz オープンエンド へヴィーウェイト Tシャツ シルクスクリーン 2版刷 サイズ:S/M/L/XL/XXL ※XXLご希望の方はサイズを選んだ後に「Tシャツサイズオプション」でご希望のサイズを追加してください。 XXLは追加¥200となります。正しく選択されていない場合はキャンセルとさせていただきます。 今にも噛みつきそうな鳴釜がフロントにデザインされましたシルクスクリーンTシャツです! シルクスクリーンでの手刷のため、かすれやにじみ、ずれある場合がございますが味です。 BODY色は黒、インクはビビッドなピンクとイエロー2色! ◆妖怪解説: 鳴釜(なりかま、なりがま)または釜鳴(かまなり)は、鳥山石燕の妖怪画集『百器徒然袋』にある日本の妖怪。頭が釜の妖怪が絵馬を手にした姿で描かれている。 石燕による解説には『白沢避怪図』(『白沢図』)にあるとされる中国における釜などを鳴らして音を出す妖怪・斂女(れんじょ)についての文が引かれ、鳴釜については直接的には明記されていない。 室町時代の『百鬼夜行絵巻』にも釜の妖怪が描かれており、これがモデルになって描かれた妖怪であると考えられている。 ※Wikipediaより Morry/DRUNK MONSTER KINGの他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/304066 大怪店の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/307224 「鳴釜展」販売作品です。 ※配送方法について 1枚のみであればクリックポスト発送可能です。 2枚ご希望の場合はレターパックププラスをご選択ください。 3枚以上ご希望の場合はヤマト宅急便をお選びください。 配送方法が異なる場合はキャンセルさせていただきますのでご了承下さい。
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【大蛇堂】263 鳴釜 掛け軸
¥5,903
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作品名:263 鳴釜 掛け軸 作家:大蛇堂 サイズ:30×60(cm)程度 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 【妖怪説明】 なりがま。鳥山石燕「画図百器徒然袋」に描かれた妖怪。 「百鬼夜行絵巻」の毛皮を被った妖怪を参考にしたと思われる。 釜鳴りとは鉄釜で湯を沸かすと蒸気によって重低音がなる現象のことで、唸り声のように聞こえるため見えない鬼の仕業と信じられていた。 陰陽道で占いに使われ後に民間信仰化し、女性の腰巻をかぶせると鳴り止む、その音の余韻が長ければ残った分が福となる、ともされた。 岡山の吉備津神社には釜鳴り神事があり、竃の下に埋められた温羅(うら)という鬼の首によって占うという。 また、釜の音は斂女(れんじょ)や婆女(はにょ)という鬼の仕業のため、釜鳴りから離れてその名を呼ぶと家の福になるとも言われ、石燕の絵では斂女について以下のように記されている。 【白沢避怪の図にいわく 飯甑(はんそう)なす声を鬼を名ずく 斂女と有る此の怪とき 鬼の名を呼べば其の怪たちまち自ずから滅す 夢のうちにおもひぬ】(原文より書き下し) 石燕の絵では鶏を描いた絵馬を掲げている。 竃に鶏の絵馬を祀るのは泥棒よけ、火災よけ、子供の夜泣きどめ、などの民間で行われていた呪術であった。 また、石燕が鳴釜のモデルにしたと思われる百鬼夜行絵巻の鍋妖怪は笹を両手に持っており、近くには、神楽鈴をもった鳥のような妖怪も描かれている。 論文『鍋と釜――『百鬼夜行絵巻』に見る神事の位相』では釜と笹が使用され、巫女は神楽鈴を振りながら舞を奉納する、湯立神楽という神事との関連性が言及されている。 掛け軸には鳥山石燕の鳴釜を主としながら百鬼夜行絵巻の要素もとりいれて、鳴釜のほか鈴をもつ妖怪も登場してもらいました。 「釜の鳴る音は斂女か婆女か 名を呼べさすれば福が住む」 【参考文献】 『百鬼解読』多田克己・京極夏彦 『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』 『鍋と釜―『百鬼夜行絵巻』に見る神事の位相』名倉 ミサ子 『妖怪事典』村上健司 【商品説明】 直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。 表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。 すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。 大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。 収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。 床の間にも最高です。 大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。 https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069 「鳴釜展」の販売作品です。 「妖怪貸箱」の販売作品です。 ※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。 ※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。 ※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。