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【大蛇堂】283 てんころりん(山梨・市川三郷町)

¥5,903 税込

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2021年11月28日 18:00 に販売終了しました

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作品名:283 てんころりん(山梨・市川三郷町)
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

【妖怪説明】
てんころりん。三珠町下芦川に伝わる。

一人の狩人が山奥で日が暮れ、火が見えたのでたよっていくと岩山の上に白髪のお婆がひとり座り、そばに百目ローソクをつけて糸車をまわしていた。これは化け物に違いないと、鉄砲で撃つとお婆は「今夜も一つテンコロリン」と言いながらその弾丸をヒョイと手で掴んでしまった。いくら打っても弾丸をみな掴まれてしまい狩人は逃げかえった。

今度は弾丸をたくさん作り、神の名を切りつけた切子玉も持って山へ入った。
岩山にいくとふたたびお婆がでた。鉄砲で打ってもやはり「今夜も一つテンコロリン」と言って弾丸を掴んでしまう。

弾丸をすべて撃ってもお婆が死なないのであれは正体じゃアない、とどうにもあやしいそばの百目ローソクに最後の切子玉を鉄砲につめて撃ってみた。すると火はたちまち消えて、山鳴りとともに化け物は下へ落ちた。
夜明けを待ってみってみると、そこには1匹の大きな古狸が死んでいたという。

他に、上九一色村では正体は狒々であり糸車を廻す老婆に化けて出て、お婆のそばのより糸を入れる箱が本体とする話もある。

〝てんころりん〟の言葉は他の種類の妖怪の話にも登場し、『妖怪304・足もとコロリン天吊るし』や『妖怪298・てうちてち』の類例で「三郎ろうりん、テンコロリン」と問いかけて来る妖怪もある。

「百目ローソク灯してまわす 今夜もひとつテンコロリン」

【参考資料】
『山梨県の民話と伝説』土橋里木


【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069

「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。

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