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【大蛇堂】273 青火の亡魂(山梨・笛吹市)

¥5,903 税込

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2021年11月28日 18:00 に販売終了しました

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作品名:273 青火の亡魂(山梨・笛吹市)
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

【妖怪説明】
あおびのぼーこー。山梨県旧東八代郡御坂町に伝わる。

墓場に青火がでるため地元の人間は亡魂だと恐れて昼間も近づかなかった。
玉吉はある晩、見届けてやろうと地神の魂の扇をもって出かけた。墓場では確かに青火が燃えており、扇で仰ぎながら近づいてみた。すると墓の土が新しかったので土を掘り棺桶の縄をつかんで引き上げるとそれは棺桶ではなく“ほけい”であった。

ここでいう“ほけい”はおそらく「行器(ほかい)」であると思われる。
行器とは平安時代以降に食物を運搬するのに用いた、3本脚の木製の容器であり、一部地域では葬儀の際に白米などを詰めて霊前に備えるために用いられたりするようである。

また、玉吉が扇を手にいれる話もある。
六左衛門という長者に出不精の体が不健康の玉吉という20ほどの一人息子がいた。ある晩玉吉の夢枕に地神が立ち「万年橋の下の蛇籠の間に地神の魂である扇がはさまっているので、それで仰げば諸病が治る」と告げた。
朝にでかけぼろぼろの扇を手に入れて帰ると家では普段外にでない玉吉がいなくなったと大騒ぎをしていた。大水害の後で地神は祭っていなかったので、屋敷神を祭って地神祭をした。しばらく後、玉吉は体も治り仕事をするようになった。村人も病気になると扇で仰いでもらうようになり、するとすぐに病気は治ったという。

「仰げば治る地神の扇 行器の青火も仰ぎ見る」

【参考資料】
「民間伝承 5巻8号」民間伝承の会

【参考文献】
『ふるさと自慢シリーズⅧ甲斐路 ふるさとの民話と民謡』「釜無川の名の起こり」より

【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069

「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」の販売作品です。

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