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【大蛇堂】318 バッチリ爺(宮城・登米郡)

¥5,903 税込

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2022年5月8日 17:00 に販売終了しました

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作品名:318 バッチリ爺(宮城・登米郡)
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度

【妖怪説明】
宮城県登米市米山町西野に伝わる。

ある所に大変親思いの男がいた。ある日この男が山の中でバッチバッチと碁を打つような音を聞き、奇妙に思って音の方へ行くと、大きな松の木の下で二人の爺様が碁を打っていた。しばらく見ていると、白い碁石を持った爺様がお前は碁が好きかと尋ねてきたので、男が碁は大好きだと答えるとその爺様は男に白い箱を渡した。

家に帰った男が箱を開けると中から紫色の光が飛び出しゴロゴロと大きな音が鳴ったと思ったらあばら家だった男の家があっという間に立派な家に変わった。すると天井から「夢でねぇ、夢でねぇ、お前、親思いで働ぎ者だがら授げだんだ」と声がしたので、何者かと尋ねると「山でバッチリバッチリ碁打すてだバッチリ爺だ」と返ってきた。

またある時、その隣に住む欲張りな男が同じように碁を打つ爺様を見つけたが、爺様は男に見向きもしなかった。しびれを切らした男が自分から話しかけると、黒い碁石を持った爺様が何も用は無いがこれでも良ければ持ってけと重くて黒い箱を渡された。

喜んだ男が家に帰って箱を開けると黒い煙とともに入道坊主が現れて、男は襟首を掴まれて吊し上げられた。それ以来男は心を入れかえて働き者になったという。

「バッチリバッチリ碁打すてだ 冨貴の流れも棋譜次第」

【参考資料】
『みやぎ昔ばなし百選~月の夜ざらしほか~』佐々木徳夫
引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/3631706.html

【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069

「宮城の妖怪展 弐」の販売作品です。

※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。
※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。
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