1/8

【大蛇堂】325 亡霊の水クラゲ(宮城・石巻市/宮城郡)

¥5,903 税込

SOLD OUT

2022年5月8日 17:00 に販売終了しました

別途送料がかかります。送料を確認する

この商品は海外配送できる商品です。

作品名:325 亡霊の水クラゲ(宮城・石巻市/宮城郡)
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度

【妖怪説明】
宮城県石巻市金華山沖に伝わる。
もうれんのみずくらげ。亡霊船(もうれんせん)、亡霊(もうれん)、亡霊の化身、魚に化けた水クラゲ、亡霊の水クラゲ。

海で亡くなった人の怨霊を亡霊(もうれん)という。ある漁船が金華山沖にカツオの一本釣りに行く途中濃い霧に覆われた。その時、亡霊がヤリをくぐって船に入ったが誰も気づかなかった。漁場につくと周りの船は漁がなく休んでいたがこの船の周りには鰹の大群が押し寄せてきたので船方(漁夫)は先を競って釣り出し、たちまち足の踏み場もないほどになった。

近くの船の人たちがいぶかしく思って近づいてみると、釣っていたのは鰹ではなく水クラゲであり船が沈みそうになっていた。
あわてて船に乗り込み船方たちの目を覚まさせ、急いで水クラゲに灰をかけて伍板の上で鉈で切って海に投げた。
ようやく正気に戻った船方たちは亡霊の恐ろしさに身を震わせ「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と唱えて事なきをえたという。

ヤリ/船の舵を吊す所
灰/船で炊事した時出来る灰で、この灰をかけると亡霊が離れると言われ、漁師はこの灰を大事にし、そのまま海に捨てることはなかった。
伍板/お船玉様の前、つまり四板船や五太木船は帆柱の前で縦に敷いてある板のこと。

「人もうつろい波間に化けて 鰹のふりして水クラゲ」

【参考資料】
『七ヶ浜の言い伝え 第2集』
引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/24443161.html

【Torakichi Kappa】
It is transmitted to Hiraizumi-cho, Nishiiwai-gun, Iwate Prefecture and Kamimayamashimogeda, Iwadeyama, Osaki-shi, Miyagi Prefecture.
A kappa named "Torayoshi" was a servant in Hidesato Fujiwara. The kappa was a hard worker. But he was unidentified and he left home. He arrived at Tagoya and became the god of water and the god of marriage as "Tagoya Kappa Myojin". He was blessed with many children, and on moonlit nights he was often seen climbing the banks of the swamp and playing.

【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069

「宮城の妖怪展 弐」の販売作品です。

※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。
※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。
※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (1190)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥5,903 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品
          CATAGORY