1/8

【大蛇堂】327 がにver2(宮城・宮城郡)

¥5,903 税込

残り1点

SOLD OUT

2022年5月8日 17:00 に販売終了しました

別途送料がかかります。送料を確認する

この商品は海外配送できる商品です。

作品名:327 がにver2(宮城・宮城郡)
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度

【妖怪説明】
がに、かに、大かに、魔の美女。
宮城県宮城郡利府町春日に伝わる。

小野田村(今の春日)にある愛宕神社の北方、黒森、県有林地内に「がに沢」と言われるところがあり、林の中腹に柳沢寺という寺があったという。
この寺は「魔の寺」とも言われ、一度この寺に入った者は誰も帰らないというので、里人からは畏れられていた。

ある時この事を聞いた武人がその真相をたしかめて里人の憂を払いのけてやろうとした。身仕度厳重に整え、いよいよ魔の寺へと向かった。 山門をくぐり客殿から奥の院へと進むと、公卿姿の美衣をまとった一人の女性が現われた。
豪の武者はこれが魔のくせ者の化身であろうと思い、しばらく格闘をつづけたのちに追い詰め、魔の美女は額から鮮血を流しながら姿を消した。血痕のあとをたどって見ると、渓谷の水が流れている沢あいに、大きな年老いたる「大かに」が血に染まって死んでいた。

それ以来、魔の寺の被害がなくなり里人も喜び合ったという。
「がに」の死んでいたという沢を「ガニ沢」と名づけ、その沢を流れる谷水は毒水であるから物を洗ったり、飲んだりしてはならないと今でもいい伝えられる。

また、柳沢寺跡の池を 「丸井戸」と言い、約五畝歩位の面積で、今は金生囲の田となって、耕作されており、柳沢跡の附近には現在も「やなぎ沢」 という地名が残っており、 墓石も二、三残っているとされる。尚その「かに」を葬った処はトが森であると言い伝えられているそうだ。

「魔の寺住まいし公卿の美女 業に入りたる大蟹ぞ」

【参考資料】
『利府町誌』
引用:宮城妖怪事典(仮)より
http://blog.livedoor.jp/miyagiyokai/archives/23648162.html

【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。

大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069

「宮城の妖怪展 弐」の販売作品です。

※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。
※店頭販売価格は銀行振込のみ対応いたします。直接お問い合わせください。
※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。

商品をアプリでお気に入り
  • レビュー

    (1190)

  • 送料・配送方法について

  • お支払い方法について

¥5,903 税込

SOLD OUT

最近チェックした商品
    同じカテゴリの商品
      セール中の商品
        その他の商品
          CATAGORY