






【大蛇堂】298 てうちてち(山梨・身延町) 掛け軸
¥5,903 税込
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作品名:298 てうちてち(山梨・身延町) 掛け軸
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度
【妖怪説明】
旧身延村に伝わる。
身延村梅平の甚左衛門という若者が大豆の種を手に入れ、山尾根にまいた。害獣に食い荒らされないよう、ある晩、畑のそばの小屋で寝ずの番をしていた。
ついうとうとしたとき、開け放していた戸間口へ1匹のタヌキがやってきて
「豆尾根の甚どんが、豆食って、てうちてち、てうちてち」
とからかった。
ハッと目を覚ました甚左衛門。すかさず
「おまえこそ、てうちてち、てうちてち」
と早口でやり返す。
タヌキは負けじと
「甚どんは、てうちてち、てうちてち、てう・・・」
とがんばったが、3つめの「てうちてち」で舌がもつれ、かみきって死んでしまった。
「てうちてち」とはタヌキの鳴き声だとある。
豆尾根の地名は「豆うね」にかわり、江戸時代、身延では甚左衛門の家系だけが大豆で豆腐を作る権利をもっており今も続いているという。
タヌキが人に問いかけ言い返すと死んでしまう話は山梨県内にも〝言い負け狸〟の形でいくつかある。「てんころりん」では三郎というものに「三郎ろうりん、てんころりん」と話しか「そういうものは、てんころりん」と返され死亡する。
ちなみに身延では“あけぼの大豆”という大きくて味が濃い大豆が名産である。
「豆尾根見張る甚左衛門 狸に負けじとてうちてち」
【参考文献】
『富士川谷物語』 山梨日日新聞社 / 『山梨県の民話と伝説』土橋里木 / 『中部・北陸の民俗』山梨県編
【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。
大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。
大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069
「竹切狸展」の販売作品です。
「妖怪貸箱」の販売作品です。
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