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【大蛇堂】56 般若 掛け軸

¥5,903 税込

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作品名:56 般若 掛け軸
作家:大蛇堂
サイズ:30×60(cm)程度

【妖怪説明】
はんにゃ。
鬼女の意味にとられているが、もとは梵語の鉢羅若那(プラジナ)の俗語形で、最高の智慧の意味。その智慧の究極として諸法皆空を説いたものを簡潔にまとめたものが般若心経だという。

江戸の随筆によれば、謡曲「葵の上」で般若が鬼女と結びついたという。
源氏の正妻の葵の上に嫉妬した六条御息所は生き霊となって苦しめた。そこで聖が追い払うために読経すると「あらあら恐ろしの般若声や。これまでぞ怨霊この後又も来るまじ」といって退散する。この話からいつしか怨霊となった六条御息所がつけている面を般若とよぶようになったという。

また、多説に般若坊という南部の僧が鬼女の面をつくったことが由来とする説もある。

能の世界では般若を、生成・中成・本成の3つにわけて「葵の上」「道成寺」「安達原」を三鬼女としている。
生成は怒りと悲哀による醜女。中成はさらに3つの白般若・赤般若・黒般若にわけられ「葵の上」は色白で高貴な女が成る白般若。赤般若は「紅葉狩」、黒般若は「安達原」( 妖怪265・安達ヶ原の鬼婆 参照)、本成は蛇体になる「道成寺」があげられる。

鳥山石燕は「今昔画図続百鬼」で描いており
【般若は経の何して苦海をわたる慈航とす。しかるにねためる女の鬼となりしを般若面といふ事は、葵の上の謡に、六条のみやす所の怨霊行者の経を読誦するをきゞて、あらおそろしのはんにゃ声やといへるより転じて、かくは称せしにや。】とある。

「六条のみやす所の怨霊行者 ねためる鬼女に般若面」

【参考文献】
『鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集』
『妖怪事典』村上健司 著より

【商品説明】
直筆サインが入った1点ものの掛け軸です。
表装(絵柄)以外の部分も特殊加工の印刷により仕上げてあります。
すべて布製ですので耐久性に優れており、収納もしやすくなっています。

大蛇堂の妖怪掛け軸はフルデジタルの複製画です。
収納時はコンパクトにしまえて、必要な時に飾れます。
床の間にも最高です。
大蛇堂の他作品/過去作品は以下リンクより閲覧/購入可能です。
https://otonokeenoke.base.ec/categories/451069

「神社姫展」販売作品です。
「妖怪貸箱」販売作品です。
「妖怪貸箱」販売作品です。
「鬼祭」販売作品です。

※店頭ではシステム利用料分が割引されての販売となります。
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※店頭併売品のため、品切れの場合はご了承ください。

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